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nororin選手とRoki選手、ふたりが歩んだプロへの道 「Logicool G CUP OBトークショー」

nororin選手とRoki選手、ふたりが歩んだプロへの道 「Logicool G CUP OBトークショー」

2016年11月3日、東京・渋谷で開催された「Logicool G CUP」決勝戦。イベントの特別プログラムとして「LogicoolG CUP OBトークショー」が行われ、現在プロゲーマーとして活躍しているnororin選手、Roki選手のふたりと、そしてプロリーグ「LJL」の実況解説を担うeyes氏、Revol氏が登壇した。

それぞれライバルチームのユニフォームを身にまとって登場したnororin選手、Roki選手だが、ふたりは昨年Logicool G CUPで優勝を果たしたチーム『DeToNator』の元チームメイトだ。このトークショーでは、現在プロとなった両選手の変化やこれまでの軌跡が語られた。(当記事は、トークショー内容のうち一部を編集して作成。)

スピーカー

  • DetonatioN FocusMe所属(ADC/リザーブ) nororin選手
  • Rampage所属(MID) Roki選手
  • LJL実況 eyes
  • LJL解説 Revol

昨年の「Logicool G CUP」を経て

roki_GCUP2016
eyes:若干緊張もされてるんで喋りやすい内容からいきたいと思います。Logicool G CUPは2回目ということで、Logicool G CUPの思い出を。じゃあnoroinさん。

nororin:Logicool G CUPではLoLへの見方というのが変わって、ただのゲームではなくて、”みんなと一緒にチームプレイでやっていくゲーム”なのかな……という感じですね……。すみません、ちょっと緊張してて(笑)

eyes:いえいえ。(Revol氏に向けて)つっこみたいところとか、大丈夫?

Revol:はい、とりあえずは。Rokiくんのをちょっと聞いてみたいなと思って。どうですか?

Roki:Logicool G CUPは、初めて入ったチーム(DeToNator)でオフラインでみんなで顔をあわせてやったので、すごく印象に残っている大会ですね。

eyes:具体的に何が一番印象に残ってます?

Roki:自分がソロキルしたり、キャリーしてるときが一番印象に残ってますね。

Revol:はははは(笑)

eyes:僕もいまだに覚えてる。1人でゲームを動かしてたシーンありましたもんね。

Roki:はい。

eyes:ルブランで負けてる試合を1人でガンガン動かしてるという……。

Revol:そうですね。

eyes:衝撃でしたけどね。

Revol:”すごい選手が出てきたな”というのは、かなり印象に残っていましたね。

出場後に開かれた「プロへの扉」

eyes:そんなお二方ですけれども、このLogicool G CUPからプロシーンに入ったわけなんですけど。プロシーンに入ったキッカケっていうのはなんだったんでしょうかね。nororinさんからよろしいでしょうか。

nororin:初めてチームに入ってLogicool G CUPに出て、そこで僕を知ってくれた人が結構いてくれたみたいで。チームを脱退したときに、梅崎さん(DetonatioN GamingのCEO)から直接声がかかるというかたちで、プロに参加しようと。

eyes:スカウトがきた、っていう?

nororin:そうですね。「トライアウトを受けてみないか」ということで。

eyes:じゃあ、本当に(Logicool G CUPがプロ入りの)キッカケになったという感じですね。

nororin:そうですね。

eyes:でもトライアウトなんですね。厳しい世界ですね(笑)

nororin:そうですね。ゲーミングハウスでの練習もしたことなかったので、結構驚いたこともありますね。

eyes:Roki選手がプロシーンに入ったキッカケというのはなんだったんでしょう?

Roki:Logicool G CUPを終わって、チームを抜けて、Rampageのオーナーの方に「LJLに興味ないか」と声をかけてもらって(チームに)入りました。

Revol:Logicool G CUPに出場するときは、プロ入りのことはある程度考えていたんですか?

Roki:考えてたんですけど……うーん……。そのときはあまり考えてなかったですね。

Revol:Logicool G CUPの決勝を昨年は東京ゲームショウでおこなって、ああいった観客の前でプレイするというところで、”プロの具体像”みたいなのをなにか掴めたといったところはありましたかね。実感的な。

Roki:大会とか出てみたりして、自分でもまだまだ戦えるな、ということをすごい実感しました。

Revol:nororinさんはどうでしたか?「トライアウトを受けてみないか」という話があったときに、以前の自分でも受けたのか、それともLogicool G CUPを勝ったからこそ受けたのか、というのをちょっと聞いてみたいですね。

nororin:日本で当時あったLoLの大会で強いチームが一番集まってたのがLJLで、そこに参加してみたいなという思いで前のチームにも所属していて。そこから声をかけてもらって、さらに参加してみたいなという思いが強くなりましたね。

プロになって感じる、楽しさと苦悩

nororin_GCUP2016
eyes:そしてプロになったわけですけれども。正直、わかんないんですよね。プロの楽しさであったり、厳しさであったり、ツラいこととかいっぱいあると思うんですけど。プロになって「楽しかったこと」と「ツラかったこと」というのを教えていただけますでしょうか。Rokiさんから。

Roki:プロになってから、試合に出てみんなに試合を見てもらえるということがすごい楽しいのと、チームみんなで試合後に反省してどんどん改善して強くなっていく過程がすごく楽しかったなと思います。

逆にツラかったことは、練習が上手くいかなかったときとか「無理なのかな」とすごく自分が考えちゃうので、そういったことが続いたときは本当にツラかったですね。

eyes:nororinさんは?

nororin:ゲームを真面目にやっていく人たちだけが(チームに)集まっているので、例えばアナリストの方に「こういうビルドを試してみたいんだけど、どう?」みたいなことを言うと「ここが弱いけど、この点では強いよ」と具体的にアドバイスをしてもらって。結構数字を追いかけるのが好きなので、そこで議論するのが結構楽しかったですね。

ツラかったことは、結果が残せないと「周りからどう思われるんだろう」と周りの目を気にして。そこがツラかったですね。

元チームメイトとしての”ライバル意識”

OB_talkshow_GCUP2016

Revol:ひとつ聞いてみたいんですが、昨年は同じチームでLogicool G CUPに出られてたじゃないですか。そしてプロに入ったら違うチームで戦っている、と。そういうところで何か思うことってあったりするんですか。

Roki:(Roki選手が)Rampageに入って、nororinがあとからDetonatioNに入ったんですけど、そのときはすごい意識しましたね。nororinには負けられないな、っていう。

eyesRevol:ははは(笑)

eyes:ライバル意識的なものですね。

Revol:nororinさんはRampageにRokiさんが入ったのをわかった上でDetonatioN FocusMeに入ったわけですよね。そのときは、Rampage戦でどうしてやろうとか考えたりしたんですか。

nororin:スタート地点がほとんど一緒なんですよ。ふたりとも初めてのチームに所属していて。さきに(Roki選手が)レギュラーとったときには「あー、置いて行かれたなあ」とか、彼の活動にライバル意識を結構もってましたね。

Revol:DetonatioN FocusMeとRampageというのはかなり重要な2チーム。そしてこの2チームが戦う試合は日本中が注目するじゃないですか。そして、その試合に対して皆さん準備すると思うんですよ。情報を互いに持ってるわけじゃないですか。

Rokiさんから聞いてみたいんですけど、元々同じチームプレイヤーだったnororinさんの癖だとかを、試合の準備をするときにチームに伝えたりするんですか?

Roki:そうですね。nororinの癖はプレイスタイルが画面固定なので……

Revol:ははは、言っちゃうんだ。そういうの伝えたりするんですか(笑)。

Roki:はい。画面固定なので「方向指定のスキルには弱いぞ」とか、そういうことは話したりしましたね。

Revol:nororinさんはどうですか。(Roki選手の癖などを)チームに伝えたことありますか。

nororin:こんなにボロカス言われてると思ってなくて……。

(会場笑)

nororin:(自分はチーム内で)「こいつ強いぞ」みたいな感じで言ってて……。

Revol:ははは、かなりnororin選手がダメージを受けてしまってますけど(笑)具体的な癖とかチャンピオンプールだったりとか、そういうのは伝えたりしなかったですか?

nororin:アナリストの方が結構研究されているので、もう僕が口を挟むところではないな、と思ってましたね。

Revol:なるほど。

eyes:LJLで直接対決って実現してないですよね。僕が記憶してる限り。

eyes:nororin選手は最初の2週、3週と出場されて、リザーブというかたちになったんですけど。正直、スタメンを取った後だったら、RampageのRoki選手とDetonatioN FocusMeのnororin選手として戦いたいですか?

nororin:やりたいなと思ってますね。僕は味方として近くで見てRokiは強いなと思っていたので、それを敵にしてみると、どういう動きをしてくれるんだろう、と思ってますね。

eyes:対戦したいというのは、ワクワク感ということですか。

nororin:そうですね。今日も(イベント内で行われた3vs3のエキシビションマッチで)シンドラとドレイブンでBOTの一対一をしてみたんですけど、結構ワクワクしてアグレッシブにいってみたりしました。

nororin_3v3_LogiGCUP2016.

eyes:Rokiさんはどうなんですか?

Roki:もし戦うときがあったら、nororin選手のレーンにサイドガンクしまくって殺したいですね。

(会場笑)

eyes:トークではRoki選手の勝ちですかね。

Revol:そうですね、ボコボコにしてますね(笑)

アマチュアからプロへ この一年で起きた変化

eyes:この一年で人生というものがかなり変わったと思うんですよね。それぞれに何が大きく変わったか具体的に聞きたいんですが、nororinさん。

nororin:うーん(笑)

eyes:プロに入る前とあまり変わらないですか?

nororin:プロというか、チームに入ってみて、やっぱりチーム行動って大事だなって思いましたね。僕はしたことないんですけど、遅刻とかをしてしまうとチームの時間を無駄にしてしまうし、ちゃんとやらないとなという意識が出ましたね。

eyes:ちなみにチームで一番遅刻する人とか聞いちゃっていいですかね(笑)

nororin:僕がゲーミングハウスに入ったときには誰も遅刻していなかったです(笑)

eyes:Rokiさんはどうですか?この一年で自分自身に変化があったと思うんですけど、何が変わりました?

Roki:一年間いろんな経験をさせてもらって、人間関係は大切にしないとダメだなということはすごい学びましたね。

eyes:一年間で、”人間関係”だったと(笑)

Roki:はい。自分はあんまり変わってないと思います。

Revol:国際大会などで海外に行くのは初めてでしたか?経験ありましたか?

Roki:海外でゲームの大会に出るっていうことは初めてで、すごい刺激的な一年間でしたね。

Revol:国際大会を経験して、まだ自分のなかで消化しきれてないかもしれないですけど、振り返ってみるとプロゲーマーとしての今年一年はどうでしたか?

Roki:国際大会に出て、日本とは違う世界のプレイヤー……とまではいかないんですけど、Fakerとかもまだ戦ってないんで。日本と違ったプレイスタイルと戦ったりして、自分にとって刺激的でしたね。

Revol:nororinさんはRampageよりも先んじて世界大会に出たチームに所属しているわけですけど、世界に対するプレッシャーを感じたりする部分はありましたか?

nororin:IWC(国際大会)に行ったときには、僕はもうリザーブだったんで応援することしかできなかったんですけど、チームとして応援を頑張らないとなと。

Revol:リザーブという立場から世界に挑戦するチームメンバーを見ていて、国内大会と違った姿勢といったところはあらわれてましたか?

nororin:そこはちょっとよくわかんないです。

Logicool G CUPは今年も「プロへの登竜門」となるか

eyes:もっといっぱいお話を聞きたいんですけど、お時間が……ということで。最後の質問にうつらせていただきたいと思います。

eyes:今回のLogicool G CUPからプロプレイヤーが生まれそうだな、とか。この人上手いんじゃないかな、と目星をつけているプレイヤーだとか、いらっしゃいますかね。戦ってみたいな、とかでも構いません。

Roki:正直、ここに来るまでどのチームが決勝をやるのか知らなかったですね。

(会場笑)

eyes:Rokiさんらしいですね。ご自身も去年Logicool G CUPからプロに進出したという同じ舞台なわけですが、そういう意味ではどういうふうに感じますか?

Roki:今日の決勝に出るプレイヤーがLJLにも出てくるんじゃないかなとは思ってます。

eyes:ありがとうございます。nororin選手、いかがですか?

nororin:僕はソロキューで結構会うhachamecha選手(Crest Gaming所属)に注目してますね。何回か戦ったことあるんですけど、絶妙なタイミングで待っていたりされるので、結構上手いなと。

eyes:戦いたいですか、正直。

nororin:ロールが違うので……。でも戦ってみたいですね。

eyes:ありがとうございます。

eyes:お時間もおしてますので以上で。「Logicool G CUP OBトークショー」、nororin選手とRoki選手、おふたりでお送りしました。ありがとうございました。

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