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「恩返しができなかった」 Rascal Jester、CROOZ社との契約終了を発表

「恩返しができなかった」 Rascal Jester、CROOZ社との契約終了を発表

プロゲーミングチーム「Rascal Jester(以下RJ)」が、メインスポンサーであるCROOZ株式会社との契約を2016年3月31日に終了したことを発表した。

CROOZ社はソーシャルゲームやネットサービスを手がけるIT企業で、2014年から約1年半にわたりRJの支援を続けてきたが、チームが出場中のプロリーグ「LJL」のグローバルレギュレーションにのっとり、3月で契約を終了する運びとなった。(レギュレーションでは、ビデオゲームの開発者・販売者からチームへのスポンサードを制限している※2016年4月1日適用)

RJ公式発表の中では、CROOZ社とチームが歩んだ道のりと感謝の気持ちが語られている。

「恩返しができなかった」

2014年、CROOZ社はRJの選手たちを自社で雇用し、いわゆる「実業団支援」をスタートした。選手たちは会社の業務を行い、2週間〜1ヶ月の間に一度行われる研修では「社会人としての立ち振る舞い」、「コンプライアンスの遵守」などの社員教育も受けたようだ。

これは「競技プレイヤーとしてゲームに携わりながら、ビジネススキルも学んでいく」という画期的な試みではあったが、一方で練習時間の圧迫や通勤による疲労から、試合でパフォーマンスが出ない時期が続く要因にもなってしまった。

LEAGUE OF LEGENDS JAPAN LEAGUE 2015(LJL2015)CROOZ Rascal Jester(CROOZ RJ)のメンバー写真

2015年はリーグ上位にあがることができなかった

リーグ5位で終わった2015年10月、RJメンバーは全員CROOZ社を退職。RJはゲームへフルコミットする方針へと大きく舵を切る。

この判断によりRJの財政はかなり苦しくなったようだが、CROOZ社がメインスポンサーとして可能な限り支援を続けていたそうだ。

そして装いを新たにむかえた、2016年の新シーズン。シーズン前半は好調だったものの、家庭事情で選手がチームを脱退するなどアクシデントが続き、態勢を崩したRJは下位へと転落。シーズン結果は、昨年と同じく5位となってしまった。

RJは今回の発表の中でも「勝利という形でCROOZ社への恩返しができなかった」と、堪えきれない悔しさを滲ませている。

RJはリーグ中盤に大きく調子を落とし、5位へと転落した

LJL2016 Spring Split。RJはリーグ中盤に大きく調子を落とし、5位へと転落した

危ぶまれる今後の活動

そして昨日4月1日に行われたLJLの昇降格戦。

2部リーグを上位通過し、勢いに乗っている対戦相手に対し、RJは5試合におよぶギリギリの接戦を繰り広げたが最終局面で決めきれず、敗北。これによりRJはLJL2部(Challenger Series)への降格が決定した。

かつてはリーグ1位の「DetonatioN FocusMe」と王座を競い合ったこともある、”名門チーム・Rascal Jester”。彼らの転落劇に悲しむファンは多いだろう。

試合後、RJ公式Twitterでは「今後の活動については少しお時間をいただき、全員で相談のうえご報告させていただきます。」と、来シーズンについては含みをもたせた声明を出している。

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Mikulas編集部
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