LoLの情報サイト Mikulas(ミクラス)

C9 Rush選手「Solo Queueで1位を取った後、世界中から声がかかりました」

C9 Rush選手「Solo Queueで1位を取った後、世界中から声がかかりました」

League of Legendsで活動しているプロ達は、そのほとんどがゲーム内の高ランクプレイヤーばかりだ。Solo Queueで活躍をしているところにプロチームから声がかかり、そのまま選手として活動する例がとても多い。

現在Cloud 9(以下C9)所属の“Rush” Lee Yoon-jae選手は、世界トップレベルと言われる韓国サーバーでSolo Queueランキング1位に上り詰めた実績を持つ。韓国で1位のプレイヤーともなると、世界中のチームから声がかかったようだ。

彼は現在のチームで活躍しているが、それまでの選手生活は順風満帆ではなかった。競技シーンではチームとのコミュニケーションが必要不可欠だが、外国のチームに加入した彼は言葉の通じない環境で、彼は十分な力を発揮できないでいたのだ。

その当時の悩みや、彼がプロ選手として活動するまでの経緯等を語ったインタビュー記事があったので、今回はそちらを翻訳して紹介しよう。

※インタビューの原文はFomos様が掲載されたもので、Bnu Soapさんの英訳文を日本語に再翻訳しました。

“Rush” Lee Yoon-jae 選手

韓国のSolo Queue ランキングで1位に上り詰めた後、北米のチーム”LMQ”と契約・プロデビューを果たす。2015年には”Team Impulse”(以下TIP)に移籍し、夏のNALCSでチームを3位に導く。世界大会の出場権こそ逃したものの自身は「北米地域で最も優れたJungler」としてMVP賞を受賞。2016年には北米のトップチームC9に移籍し、Junglerを務める。

学業も優秀で、韓国のトップ3の大学で勉学に励んでいた(現在は休学中)。

現在のチーム(C9)について

ーはじめましてRushさん。現在チームは好成績を残しています。この結果に満足していますか?(以下インタビュアー)

はじめまして。僕たちは現在9勝5敗(2016年3月10日時点)で3位という結果です。昨年よりは良い結果(4位)ですが、正直もっと上にいけると思います。

ーC9の強さは何だと思いますか?特徴的な選手の名前も添えて教えてください。

C9の強さはショットコーリングにあります。

さらに、その場で最良の判断をする司令官も大切ですが、その他のプレイヤーが一つの疑いも持たず、指令に素直に従うというのも重要だと思います。その点でいうと、僕たちのSupportである”Hai”は以前からリーダーシップを発揮し、その他の選手も彼の要求に対して十分な仕事をします。

選手個人の能力でいえば、全員が素晴らしい能力を持っています。特にADCの”Sneaky”は、常に一定以上のパフォーマンスを発揮する奴です。

Rush選手の過去について

ー今回のインタビューにあたり、あなたの過去について色々と調べましたが、ほとんど何もわかりませんでした。

突如ランキング1位に上り詰め、北米の競技シーンに流星のごとく現れたのがあなたです。どういった経緯があってプロになったのでしょうか

僕はシーズン2からLoLをプレイし始めました。勉強をほったらかしにして多くの時間をLoLに費やしました。シーズン3では学業に専念し、ほとんどプレイすることはありませんでした。

シーズン4に入り、学校がはじまる前まではかなりプレイしていました。しかし、学校がはじまった後はあまりプレイしなくなり、かといって学業に励んでいたわけでもありませんでした。

そして突然、「今ここでLoLを再開すれば良い結果が出せるかもしれない!」という謎の感覚に襲われ、8月の半ばからプレイを再開しました。その後9月の終わり頃にChallenger Tierの50位に到達し、その後トントン拍子で1位になりました。

当時のプロチームには実力のあるJunglerが少なく、僕は韓国、中国、北米、欧州のプロチームからオファーを受けました。正直、ここまで多くのオファーがくるとは夢にも思わなかったです。結局、北米チームのオファーを受けることにしました。

rush2

ー韓国ではなく北米のチームを選んだのはなぜですか?家族は反対しませんでしたか?

韓国チームに加わる機会はありました。ですがほとんどの韓国チームはすでにロースターが決定しており、僕がサブメンバーになる可能性が高かったんです。

さらに、給与面に関しても大きな差がありました。こういった理由から、僕は北米チームを選びました。

ゲームをやっていることに対して、家族からはうんざりするほど言われましたよ。「学業に専念しなさい」と。ですが、ゲームで一定の成果が出始めてからは、強く批判されることはなくなりました。

ー英語が得意なのですか?C9のウェルカムビデオではとても流暢に話していました。

個人的には英語は得意ではないと思っています。特に発音が苦手で、韓国人独特の発音を理解してもらえるようにチームメイトに協力してもらっています。

ですが、他の海外選手と比べた場合、渡米前で既に多少は話せる方だったと思います。ImmortalのReignover選手を除いて言えばの話ですが。

ー北米に来てから最も幸せだった出来事・つらかった出来事を教えてください。

プロゲーマーとして経験したことは、どれもが楽しい経験でした。全てが良い思い出です。

最もつらかったことは、私がTIPにいた頃のことです。中国人を中心としたチームで、チームが違う方向に進んでしまっていると感じても、コミュニケーションの問題から僕は何もできませんでした。本当に残念な思い出です。

ー去年のシーズン中、最も残念だったことはなんですか?

当時のコーチにNidaleeを勧められたのですが、「プロゲーマーがNidaleeの槍になんか当たるわけがない。僕は弱いチャンピオンでプレイするつもりはない」と拒否してしまい、彼女を練習しなかったことです。

もしあそこでもっと練習していれば、より良い成績が残せたはずです。当時は彼女に偏見を持っていました。そのわりにはLee Sin以外ロクに使えるチャンピオンがいませんでしたが(笑)。

今となっては彼女は僕のメインチャンピオンです。

rush3

「個人プレイ中心から、チームプレイ中心に」変化するプレイスタイル

ー今年の北米チームは、過去に類を見ないほどの注目を集めています。巨額の資金を持つチームや、熟練したプレイヤーが多く参加しています。

資金力の豊富な組織が介入し、2部リーグ(Challenger Series)ですらも多くの金持ちチームが参加しています。キャリアを積んだ国外の選手達が集まっているのだと思います。これらの要素から、NALCSはより競争力の高い地域になったと言えるでしょう。

個人的には楽観視しています。良いプレイヤーやチームと戦えるので、多くのことを学べることができそうだからです。

ー昨年と比べると、あなたのプレイスタイルは個人中心なものからチーム中心なものへと変わりました。一体どのような経緯があったのでしょうか?

昨年のチームは比較的ルーキーが多かったのです。組織的な動きができている敵チームに対して、僕はタンクチャンピオンを選ぶべきだったのですが、大会や練習試合の結果が思わしくなかったので、キャリーチャンピオンを選ばななければいけなかったのです。だから多くの人達が僕のチャンピオンプールの狭さを非難しました。「こんなんじゃまるでただのSolo queueだ」と。

C9に移籍してからは、僕がリスクの高いキャリーJunglerを選ばなくても勝てることがわかりました。このおかげでチームプレイに貢献できるようなタンクチャンピオンも選べるようになったのです。

関連リンク

Read
ARAM勢。LoLのRedditを漁っては翻訳しています。国語力が低いため文章に多々おかしなところがございますのでご注意ください。
Return Top