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eスポーツ関係者が、プロ意識よりも先に身につけるべきこと

LoL運営会社の日本法人・合同会社ライアットゲームズが、今年1月にプロリーグLJL2016参加チーム選手を対象に「プレイヤー トレーニング セッション」を実施したそうです。

ゲストには韓国の名門LoLチーム「CJ Entus」のジャングラーとして活躍したCloudTemplar氏(現・韓国プロリーグLCK解説者)、そしてプロレスラーとして活躍してきた蝶野正洋氏を招き、講演とグループディスカッションを交え、「“プロ”とはなにか」「“プロ”としての振る舞いとは何か」を真剣に語り合ったとのことです。

Riot公式発表資料より抜粋(編集部)

Riot公式発表資料より抜粋(編集部)

すでに“プロ”と呼ばれながらも幼さが残る若い選手たちに“プロ意識”をもたせる機会として実施されたこの試みはとても素晴らしいと思いますし、競技シーンを成熟させるためにも必要なことだと私も考えています。これまで何度も話題になってきたゲームプレイ中の暴言、トロールプレイなどなど。一般プレイヤーのお手本となるべきプロらしからぬ素行の悪さを改善していこうという考えに意を唱える気は全くありません。

ですが、そうやって良い方向へ歩んでいこうとする努力を台無しにしかねない現状があるのです。

改善しなければいけないことはたくさんあると思いますが、プロスポーツ、ビジネスとして活動していくのであれば、これだけは最低限改善してほしいということを書きたいと思います。

むやみに内部情報を話さない、というルール

チームや関連企業・団体(以下関連団体とします)には、外部に漏らすべきではない情報がたくさんあります。

一般的な企業であれば、「守秘義務」「秘密保持」として就業規則や契約書に明記されていることも多いです。また、たとえ具体的に明記されていない場合でも、ビジネス活動で知り得た情報については、外部で口外するべきではありません。

これを読んで、当たり前のことだと思われる方も多いと思います。ですが私はその当たり前のことができていない人たちを、たくさん見かけてきました。

関連団体のみなさんには、各書類に「むやみに内部情報を口外しない」という項目を盛り込むことを強く推奨します。

話す場所を選ぶ

そして、それらの内部情報は話す場所を選ぶべきだと思います。

今年はじめ、こんなことがありました。

国内で開催された大規模な大会でのことです。少なくとも500人以上のファンが集まっていて、会場は熱気にあふれていました。

「今の試合はあの選手が良かったね」「次はどっちのチームが勝つかな」……そんなファンの会話に交じって聞こえてきた『あのチームのスポンサーって…』という大きな一言に私はとても驚かされました。

チームのスポンサーについた企業について「スポンサー料、契約期間」なんていう詳細な契約条件の話を、こともあろうに会場の客席でしていたのです。内容からしてチームか企業の関係者だと思いますが、控室などはなかったのでしょうか。

内部情報の取り扱いは慎重に

内部情報の取り扱いは慎重に

会場では、別の大会の関係者が『あのチームのバカなマネージャーどもがよぉ』なんて声を荒げて、チームについてまくしたてている様子も目の当たりにしました。

彼らは関連団体の内情から機密情報といえるようなことまで、周囲の目を気にせず話しているのです。

残念ながら、これまでこういう風景を至るところで見てきました。

「関係者同士の会話であっても、外部では内部情報を含む会話は避ける。」

当たり前のことですが、本当に「eスポーツの発展」を目指しているのなら、当たり前のマナーを守って行動することが大切ではないでしょうか。

※2/7 3:00一部表現を修正しました(編集部)

Hagoita
競技ゲーム観戦勢です!関東近郊の大会によく顔を出してます。LoLはS2から。
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